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Channel: テストライダーという仕事
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パイロット・ロード3 タイヤ評価(7)

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実は今日、前回記事を掲載して大きく反響があったトルク管理の話について記事をアップしたのだけど、もう少し論理的な記事にしたかったので一旦保留にしました。再度内容を推敲し、近日中にアップしたいと思います(^^)
 
というわことで、今日はパイロット・ロード3のタイヤ評価の続きです。
 
本当はこの回でドライグリップについての記事を書く予定だったのだけど、タイヤを使ってから5000km近く走行したということもあり、耐摩耗性について記事を書くことにしました(^^)。走行距離のうち、30%は2人乗りです。
 
FRとRRの写真をアップしましたが、偏摩耗ゼロ。特にフロントタイヤの摩耗状態は素晴らしいの一言。写真でわかるように撮影したけれど、プロファイルに大きな変化がないのは凄い。私は2人乗りが多い方なのだけど、この摩耗状態には満足。BT-021なんか4000kmでとんでもない状態だったし。それにしても、BT-023は改善されたのかなあ。きになるところ。
 
ゲージがなかったので溝の深さを測ることが出来なかったのだけど、経験からすると、恐らくFRは15000kmは楽勝だと思う。ひょっとしたら18000kmとかまでいっちゃうかもしれないな。気になるFRのサイピングについても変にめくれてたり、偏摩耗が出たりしているわけでもなく、本当にびっくり。ちょっとはその傾向が出てるかな。。。と思ったけど、いい意味で裏切られたかな(^^)
 
RRはショルダー部分がそれなりに摩耗が進んでいる感じだけど、2CTが使われていることが確実に感じさせらる。また、プロファイルにも大きな変化なしなのだけど、これも特筆に値するかな。センター部分は、「摩耗してるのかな?」というぐらい溝がきれいに残っているし、RRはどうかなあ。。。私のバイクで12000~15000kmぐらいは行けるかな?まあ、私は2人乗りが多いということもあるので、1人乗りオンリーだったら、もっと確実にいくはず。
 
私は摩耗による性能の変化が嫌で、少しプロファイルが変わってきたときにタイヤを交換してしまうのだけど、このタイヤはずっと使えちゃいそうな勢いだ。今回はタイヤを交換しないで、スリップサインが出るまで乗ってみようという気持ちにもなっているほどのタイヤ。
 
また距離が伸びたら記事をアップしたいと思っています(^^)
 
次回はドライグリップ編です(^^)
 
(続く)

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